食×アート 対話鑑賞法は食卓から?

みなさん、こんにちは。

日本アート教育振興会の岡田ジャパンです。

食欲の秋ですね……、

さて、今回は私の食いしん坊話ではなく

【アートと食】に関してお話をしていきます。

この内容を書くにあたって、

理学療法士からフレンチシェフの道をたどり、

現在は食から「人の健康を支える料理人」として活躍されている

鵜沢翔太さんにお話をお伺いしてみました。

【アートと食】という言葉で有名なアーティストは

リクリット・ティラヴァーニャ の《パッタイ》ですが、

この作品は鑑賞者にタイ料理のパッタイを振る舞うんですよね。

コミュニティーに対して何か働きかけをする際に、

我々にとって非常に身近なツールである「食」ですが、

この「コミュニティ形成」に【アート】と【食】はどう絡んで来るのか鵜沢さんの意見もお伺いしてみました。

ー【アートと食】を考えて料理をすることはありますか?

 はっきりと意識して考えることはないかな。

 でも、僕は「丸」にものすごく惹かれるところがあって。

 それこそジャパンが言っていた「円相図」は、

 作っている料理に通ずるものがあるんじゃないかな。

 さっき言っていた「コミュニティ形成」のイメージ図として

 丸が浮かぶのかもしれないし、人が100年生きる時代だからこそ

 僕の作る料理とリンクする部分を感じるのかもしれません。

 丸は特別な形だと思っています。今はその理由が明確には分からないけれど、

 「丸がすき」という感覚から

 《円相図》とか《ゴンドアート》にビビッと運命を感じるのかな。

ーそこに関しては今後、深〜く考えてみたいですね。バックグラウンドの強みは、作り手として最大の武器だと思います。それこそ新しい扉を開くのに「アートマインドコーチング」なんていかがですか?でへへ!!

 笑!検討します!

 でも「観察力」「創造力」「思考力」

 「コミュニケーション力」「言語化力」「美意識」

 「自己肯定感」といった生きる上でも、

 仕事をする上でも欠かせない、とても大切な基礎能力が

 育つのは面白いですね。

ー話はもどりまして…、コミュニティ形成は我々JEARAが運営している「アートマインドコーチング」に通じてくる部分があるのだと感じます。JEARAは「絵画」を通して「対話鑑賞」を行うのですが、【食】の分野で何か対話鑑賞に通じる部分があると思いますか?

 それこそ、「皿に乗った料理」や「料理を囲む人々」自体が

 ジャパンの言うアートっぽいな〜と思うことはあります。

 JEARAさんは「絵画」を対話のキッカケにしていますが、

 僕の場合は「料理」ですね。

 《パッタイ》と近いところはあると思います笑。

 「このラディッシュの色かわいい〜」とか

 「かたち綺麗〜〜〜!」とかって、

 具体的な言葉ではないけれど、

 対話に近いんじゃないかと思います。

ー確かに!「アートは非言語ツール」とよく言いますが、それに似たものを感じますね!

まだまだ盛り上がっていきそうですが、今回はここまで笑。ありがとうございました。

 ありがとうございました!

 

と、いうことで今回は

現代の視点で【アートと食】について考えました。

お皿の形、食材の切り方、それらの組み合わせ方、テーブル上でのバランスなど

《アート》と繋がる部分が多い料理。

絵画をまだ見慣れていない方でも、鑑賞しやすい作品なのかもしれませんね!

「アートに興味はあるけれど、どうやって作品を観たらいいかわからない…」

そんなあなたはまず、食卓の鑑賞から始めてみては?

そこからビビッとくる形が見つかったら是非、

弊会の《アートマインドコーチング》で共有してください!

ぜひ、まずは体験いただきたいと思うのですが、

今、このプログラムを開催できるコーチ養成も行っています。

アートの知識もいりません。アートをつくった経験がなくてもできます。

体験クラスとしてこの【対話型「絵画」鑑賞法】を無料でご体験いただけます。

*****

弊会では、自己表現の土台作りをはじめとする

講座をご用意しております。

アートマインドコーチング

詳しくはこちらから!

↓↓

https://artmind-japan.com/amccoach-trial?utm_source=amcofficial&utm_medium=bannar

それではまたお会いしましょう!

ーーー本日の記事を書いたひとーーー

岡田 ユリナ(オカダ ユリナ)

東京都、江戸川区出身。

女子美術大学 ヒーリング表現領域 卒業

同大学大学院博士前期課程 ヒーリング研究領域 修了

あだ名はジャパン。

今回お話をして下さった鵜沢さんは、「人のことをよく見る」力の強い方です。

それって私たちが好きな「アート」の鑑賞方法と似ていると思うんです。

大袈裟ですが、私はみんなが「観察力」を高めていけば

無意味な争いは減ると思っています。

世界平和が訪れる日を願わない、そんな未来が当たり前になるといいですね。

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